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琉球新報 2019年8月7日「琉球料理は沖縄独特の食文化」保存伝承へ協会設立 理事長に研究家の安次富順子さん

琉球料理の普及・継承を目指す一般社団法人「琉球料理保存協会」が6日、沖縄県那覇市泉崎の県庁で会見し、今月21日に設立総会を同市内で開催すると発表した。

 同会は今年1月に設立。琉球料理に関する知識の普及を促進するため、料理講習会の開催や県民への広報活動を行う。

 理事長に就任した琉球料理研究家の安次富順子さんは「琉球料理は他に類を見ない沖縄に根付く独特の食文化だ」と指摘。「欧米食の流入などによって琉球料理離れが進んでいる。この流れを止めて沖縄に伝わる食文化の進展に寄与するために会を立ち上げた」と設立の意義を強調した。

 会見には、副理事長でかりゆしグループオーナーの平良朝敬氏ら理事8人が出席した。既に県認定の「琉球料理伝承人」ら46人が正会員になっているとし、安次富さんは「より広く賛同者を募りたい」と呼び掛けた。会員の年会費は個人5千円、法人2万円。問い合わせは事務局(電話)098(943)2336。

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